彼女はシネマシティ立川を愛しすぎている

 

中学生の時、映画「ムーランルージュ」を観てからミュージカル映画のすっかり虜である。

 

ここでムーランルージュの紹介を

f:id:dashimaktamago:20170305214754j:image

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ムーラン・ルージュ_(映画)

バズラーマン監督のゴテゴテでドタバタの脚本(そのあとバズラーマン監督は華麗なるギャツビーを撮るわけでこれのゴテゴテ感ととても近い)

ニコールキッドマン、ユアンマクレガーが歌う踊るの激しい恋愛映画。

(ニコールキッドマンはあのかわいらしい見た目に似合わないハスキーボイスなのも良い)

トーリー的にはよくある儚い純愛モノといった感じで、わりとすっからかん。脳みそ稼働率50%くらいで、お手軽に世界観にハマれます

田舎町の学生だったわたしには煌びやかな衣装・音楽がたまらなく魅力的でそれ以来ミュージカル映画の虜なのです

 

そして、そんなわたしはついに観てきました!

LALALAND!!!

 f:id:dashimaktamago:20170305214802j:image

観るからには一番大好きな映画館で観ようと決め、

溺愛の立川シネマシティへ

 

ここで立川シネマシティの一押しポインツ!

・都内の映画館ほど混まない

・一階のピザ屋がおいしい)

・座席のろうそくが灯ったような照明が幻想的。いやされる。これはあえて写真を載せません。写真からは伝わらない美しさです。映画館のくせに

 

そして何より…

・音響がすばらしい!の!

臨場感がたまらない空間を感じる爆音で極上な音響です。いろいろな音がちゃんと聞こえるんです。すばらしいのってなんのって!

ググってみたら、

http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/355/355161/

どうやら音響に力を入れまくってることが判明。

都内で映画を見よう!となったらぜひ、候補に入れてください。

 

そして、ララランドの感想を少し

ややネタバレるけども…

 

・往年のミュージカル映画の感じたっぷり。雨に唄えば感がします

・オープニングのおかけで、「ああこれはミュージカル映画なんですね、わたしゃ、突然歌って踊ってるとこみてももう驚きませんよ。」と慣れさせてくれます

f:id:dashimaktamago:20170305215008j:image

これの撮影楽しそうだった

・え、でもなんで突然宇宙で踊ってんのこわくない?ソールドアウトのジャケ写思い出すわwww わたしだけ?

f:id:dashimaktamago:20170305212611j:image

 ・ジャズピアニスト志望の青年役ライアン・ゴズリングがいいやつ。料理上手、彼女の夢を応援してくれて、ピアノも上手、スーツも似合う、立ち居振る舞いがジェントルマン!で全く世の中不公平だと叫びたい。

・「プリウス」の英語発音がかわいい

ライアン・ゴズリングとエマストーンの言い争いのシーンは、あぁわかるわかる私もやっちゃう、こういうの。胸が苦しいですわ〜となる。しかし反省はしない。

・曲調も王道のミュージカルスタイル。とくにオーディションのシーンでミアが歌う曲のピアノ伴奏にちょいちょい挟まってくる音階がザ・ミュージカル

・作品を通して歌声がすばらしいと感じたのはオープニングのお姉さん(ただの通行人)とミアの同居人の赤いドレスのお姉さん。特に赤いドレスのお姉さんのキュートでハスキーな声は生んでくれた両親と神様に感謝してほしい才能。でも出番は少ない。

・服が可愛い。色合いが特に。ただし後半はトーンダウン。登場人物の心情に合わせた色の選択かしら

 

それで、一番言いたいのは…(ネタバレ注意報!)

 

きみに読む物語」でライアン・ゴズリングを観てしまった身としては、「え!それでいいの?君、もっといける男だよ!がんばれよ!」

ということである。

 f:id:dashimaktamago:20170305215055j:image

余談ですが、きみによむ物語は恋愛に疲れた皆さんに一押しの映画です。歌いませんが。

 

LALALANDは個人的には映画としては好きでも嫌いでもない、でもミュージカル映画としてはよくまとまった楽しい映画だと思いました。コアな映画オタクは鼻で笑うんでしょうね。でもフォトジェニックが好きな現代っ子やミュージカルオタクは素通りできない映画です。

 

あああ観た人と語り合いたいよおお

 

帰り道にサントラを買ってしまったよ…

恐るべしLALALAND