Marvelous!!!
他人と一緒に住み始めてから、好きな音楽を家で垂れ流したり、好きな映画やドラマを家で見られなくなってきました。
好きな音楽に頭を振ったり、映画に涙を流したり、うずくまったり。そういうのを自由にできた頃が恋しい…
そんなわたしの唯一の娯楽は通勤時間。
片道約1時間電車に揺られ、この半年で数10本海外ドラマ、映画を見て、好きになったのは、
Marvelous Mrs Maisel
というアマゾンのオリジナルドラマ。
https://www.amazon.com/Marvelous-Mrs-Maisel-Season/dp/B06WPB59TM
これ、実はさらっと、Golden globe とりました、今年。
ついここ数週間の出来事です。
アメリカではめっちゃ流行っている模様。
わたしはそういう流行り物をみるのは
ミーハー
のレッテルがつくようで好きではないですが、実際に観てみた感想は
なんでもっと早く見なかったんだ!
です。笑
食わず嫌い良くないよ!
シーズン2まであるのですが、シーズン1は「面白いかも!」という感じで1ヶ月かけて見たのに、シーズン2は「止まんない!」という感じで1週間もかかりませんでした。(もっとじっくり見たかった、もったいないから一気見すべきでなかった!!)
衣装、セット、設定、音楽、全てが奥深く美しい。
全カットが絵画のように美しい。
そして、このドラマの主人公、ミッジ役のRachel Brosnahan(28)が、これまた美しい(というか、チャーミングと美しさのバランスがいい)。
でもそれ以上に、ドラマの舞台設定の1950年代アメリカという女性にとっては不利で、輝けない時代で、ミッジは自分の置かれた仕方ない環境を、「そんなこともあるさ」というスタンスで明るく乗り越えていく、その逞しさに心打たれました。
(詳しくいうとネタバレちゃう)
この柔軟さと明るさ、現代でも大切な能力だと思うよ!わたしは!
さらに旦那(ジョール)役のMichael Zegenがすごいです。シーズン1でクズ男of the year だったのに、シーズン2ではなんで、こんないいやつなんだ、私こういう人がタイプだったのでは?と困惑したレベルです。
俳優をイケメンにキャスト変えたのかと思うレベルで別人級だった…
見た人には十分に伝わると信じているこの魅力。わたしの乏しい日本語で語るのは失礼)
特にジョールからミッジへのプロポーズのシーンは純粋に素晴らしいと思いましたよ。ネタバレ防止のため詳しく言いませんが、シーズン2後半の方のいい具合にジョールの魔法にかかった視聴者としてはメロメロ(死語)になりました。
(男の人からしたら、え、女ってこういうの好きだよねドン引きってなるだろうけど)
このジョール役のMichael Zegenですが、あまり有名ではないためか画像検索してもヒットせず私は不満です。
ミッジ役のRachel Brosnahan 、ジョール役Michael Zegen、二人とも素晴らしい演技力です。
そして二人のサイドを固めるのも、海外ドラマでお馴染みのあの方やこの方で、どれもぴったりなキャストなんです。
わたしは今、自分自身の語彙力を呪っています。
だって彼らの能力を、その素晴らしさを、共感させる力を、表現できる言葉はもっとあるはずなのに、素晴らしいしか出てこない。
わたしの中の最大限が「素晴らしい」なら、間違えなく、その「素晴らしい」はこのドラマに贈りたいです
口下手なわたしより、上手に感想書いてくれてる人がネット社会には、いっぱいいます。
(南海キャンディーズの山ちゃんの記事が良かった)
マーベラスミセスメイゼル
でググって見てください。
寝不足になることは間違いなし。
ちなみにシーズン2のラストの選曲にはしびれました。一人テレビの前で、え、この曲使うの?!ずるくない?!と叫びました。
某英国ロックバンドの歌です(今世間を賑わせてるQUEENではないです)
幸せをシンプルに歌う、稀有な存在だと思います。
うっかり結婚式をするなら、これはBGMとして使わせていただきたいものです。
誰かとこの素晴らしさを共有したい日々。
前を向いて生きていこう!という気持ちになるドラマでした!
決して上品な言葉じゃないけど、
Tits up!!👠の精神でいこうと思います〜