産後の母は蝶の夢を見るか
答え:見ない
子供が産まれると生活どころか脳みその使い方も何もかもが変わる。
夢も全て子供関連の心配事ばかり。子供を預けてる間に災害が発生したらどうしようとか。
子供がいなかった頃、子持ちの人が子供の話ばっかりするのをちょっとなぁと思ってた。
それは、羨ましいとか、不快に感じる「ちょっとなぁ」ではなくて、子供がいない人がいる前で、話題として適切なのか。という思いだった。
野球を知らない人にパ・リーグの話をする
映画を見ない人にB級映画の話をする
そんなふうに感じて、自己満の話だなとしか思えなかった
いざ子供が生まれて分かった
子供を自慢したいのでも、愚痴りたいのでもない。
他の話が出来ないんだ。
朝から晩まで子供のことを考えなくちゃいけない。
痩せたいとか、服が欲しいとかはすっかり忘れてしまって、悩みは離乳食どうしよう、とか仕事の復帰と保育園をどうしよう。とか。
嬉しいことも悲しいことも困ったことも全部子供関連。なんなら仕事だって自分のエゴとか社内評価とかはすっかり吹っ飛んで、子供を食わせるための行いになってしまう。
こどもこどもこどもこどもこども
例えるならば、テレビのチャンネルがたくさんあって番組も選べるけれど、司会者は全部同じ人。みたいな状況。うん、わかりにくいな笑
子供以外の話も出来たらいいんだけど、コロナ自粛で完全にネタ不足
(育休を頂いて赤ん坊を抱えている身だとと本当に外に出られない。仕事くらいどうにもならない用事があるわけでもない。特に用がない人が外に出てはいけない気がしてしまう)で完全にネタ不足。
仕事復帰までにこのコミュニケーション能力不足はなんとかしないと。
大変よろしくない状況である。